
「派遣薬剤師ってきついの?」
転職を考えたとき、まず気になるのがこのこと。
結論から言うと、派遣薬剤師は確かにきついです。
私自身、派遣で働いていた2年半の間に、しんどいと感じた瞬間が何度もありました。
東京の薬局で1日300枚の処方箋を目の前にし、プレッシャーから自律神経が乱れた日。
派遣先の管理者から、目の前で悪口を言われた日。
コロナ禍で「通える薬局の案件はもうない」と切られた日。
きつい経験も、理不尽な終わり方も、全部ひっくるめて “派遣だった” という話です。
この記事では、派遣薬剤師がきついと言われる理由5選を、実体験をもとにリアルにお伝えします。
目次
1. 派遣薬剤師がきついと言われる理由5選
1-1. 処方箋の枚数が多く、体への負担が大きい
派遣薬剤師は、人手が足りない薬局に入ることが多いです。
つまり、慢性的に忙しい薬局で働くことになりやすい。
私が東京で入った薬局は、1日の処方箋が300枚近くありました。
早く投薬しなきゃというプレッシャーから、気づいたら自律神経が乱れて心臓がおかしくなった日もあります。
派遣だからと弱音を吐けない空気もあって、しんどさを飲み込んでいました。
あの頃は帰ったらもう何もできなくて。ご飯食べてすぐ寝てた。
それは、大変だったね。
都心よりも地方派遣の方が、業務内容的には楽なことが多いと思ったよ。
1-2. 立ちっぱなしで、体力的にきつい
薬剤師の仕事はそもそも立ち仕事ですが、派遣先によっては調剤室にイスがなく、8時間ほぼ立ちっぱなしということも珍しくありません。
帰宅後はぐったりして、足がむくみで棒のようになっていた日もありました。
体力に自信がある人でも、積み重なると消耗します。
足のむくみがひどくて、帰ってから足を壁に立てかけてそのまま寝てた時期がある。
それ、もはや休めてないじゃん。
座れる薬局かどうか、事前に派遣会社に確認しておくと良かったって今は思う。
1-3. 職場になじめず、居心地が悪いことがある
派遣薬剤師は “外から来た人” という扱いを受けることがあります。
既存スタッフとの壁を感じたり、輪に入れてもらえなかったりすることも。
私自身、派遣先の管理者から目の前で悪口を言われた経験があります。
そのとき、近くにいた20代の事務スタッフが後から声をかけてくれました。
「見てて可哀想だった」と。
その言葉が、今でも心に残っています。
派遣先の職場環境は、実際に働いてみないとわからない部分もあり、こういう職場に当たるリスクはゼロではありません。
ただ、合わないと思ったら契約を更新しないという選択肢があるのが、派遣の数少ない救いです。
そこからその事務さんが気にかけてくれるようになったので、有り難かったな。
それは、まじ女神だね。
味方が誰もいなくて本当に合わない職場だったら、早めに派遣会社に相談した方がいいね。
1-4. 即戦力を求められ、“できて当然”の空気がある
派遣薬剤師は、入った初日からある程度の業務をこなすことを期待されます。
研修や引き継ぎがほぼない薬局も多く、「わからないことは聞いて」と言われても忙しい現場では聞ける雰囲気ではないことも。
「派遣なんだからできるでしょ」という無言の圧力を感じる場面は、正直少なくありませんでした。
初日からフル稼働で、正直きつかった。薬局のシステムを含めて全部初めてなのに。
即戦力を求められるの、プレッシャーだよね。
最初は、派遣の受け入れに慣れてる薬局を紹介してもらえるか、派遣会社に事前に相談するのが大切だね。
1-5. 契約が突然終わることがある
派遣薬剤師の契約は、更新されないことがあります。
「新しいスタッフが入るから」
「コロナで案件がなくなった」など、自分の働きとは関係ない理由で終わることも。
私自身、コロナが始まった頃に「今の状況では通える薬局の案件がない」と派遣会社から連絡を受け、そのまま退職になりました。
突然のことで、しばらくは失業手当をもらいながら休んでいました。
派遣である以上、雇用の不安定さとは常に隣り合わせです。
ある程度の貯蓄を持っておくことが、精神的な安定につながります。
コロナのときは本当に突然で。感染リスクも含めて次どうしようって、考えてたな。
あの時、第一線で働いてくれてた方々には感謝しかないよね。
ほんとだね。休んでた側の私は‥‥次、頑張る!!
心意気は素晴らしいけど。次があったら、イヤだわ。苦笑
2. きつくても派遣を続けた理由
きつい経験がたくさんあったのに、なぜ続けたのか。
正直に言うと、一番の理由はお金です。
派遣薬剤師の時給は、正社員やパートと比べて高いことが多く、収入面では満足していました。
きつい思いをした分、給料に反映されている感覚がありました。
そしてもう一つは、働く場所を自分で選べる感覚です。
会社から「ここに行って」と言われて行くのとは違う、自分で決めているという感覚。
うまくいかなくても、選んだのは自分だという納得感がありました。
もちろん、色んな薬局を経験できたことも良い面と悪い面の両方がありました。
引き出しが増えた反面、毎回慣れない環境に飛び込む消耗もある。
それも含めて、派遣という働き方だったと思っています。
きつかったけど、時給は良かったからトータルでは満足してる。
お金って大事だよね、結局。
自分で職場を選んでるっていう感覚も意外と良かった。自分で決めたことだから、って思えるから。
3. 派遣薬剤師に向いてる人・向いてない人
3-1. 向いてる人
- 時給重視で、収入を最大化したい人
- 転勤や異動なく、働く場所を自分で決めたい人
- 人間関係をリセットしながら働きたい人
- ライフスタイルに合わせて、働く時間や曜日を調整したい人
3-2. 向いてない人
- 安定した雇用を重視する人
- 同じ職場で長く関係を築いていきたい人
- 毎回新しい環境に慣れることが苦手な人
- 契約終了のリスクに不安を感じやすい人
自分のペースで働きたい人には向いてると思う。
逆に安定重視の人には、向いてないかもね。
合う・合わないがはっきりしてる働き方だよね。
4. まとめ
派遣薬剤師がきついと言われる理由を、実体験をもとにまとめました。
- 処方箋の枚数が多く、体への負担が大きい
- 立ちっぱなしで、体力的にきつい
- 職場になじめず、居心地が悪いことがある
- 即戦力を求められ、「できて当然」の空気がある
- 契約が突然終わることがある
きつい部分があるのは事実です。
でも、時給の高さと働く場所を自分で選べる感覚は、他の働き方では得られないものでした。
合うかどうかは、やってみないとわからない部分も大きいです。
まずは派遣会社に相談してみることで、最初の一歩を踏み出しましょう。
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