
こんにちは、薬剤師歴10年超のコグレハルコです。
「薬剤師って、思ったより給料上がらないな…」
そう感じたこと、ありませんか?
6年も勉強して国家資格まで取ったのに、年収はそこそこ止まり。
周りの医療職や同年代の友達と比べて、ちょっとモヤッとする——その気持ち、すごく分かります。
この記事では、薬剤師の平均年収という “データ” と、現役薬剤師である私の “リアルな年収” の両方をお話しします。
そして最後に、私が年収の不安をどう抜け出したかも書いていきます。
薬剤師の平均年収は約599万円(男性651万円/女性556万円)。データ上は決して低くありません。
ただ、“上がりにくい”のが本質。
だから「低い気がする」というモヤモヤは、気のせいではありません。年収を変えたいなら、働き方を変えるのが一番の近道です。
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目次
薬剤師の平均年収は?
まず客観的なデータから。
厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」をもとにした集計によると、薬剤師の平均年収は約599万円(男性651万円/女性556万円)。
日本の給与所得者全体の平均が約460万円なので、数字だけ見れば「低い」わけではありません。
むしろ平均より高い部類です。
(なお、これは雇用形態を問わない全体の平均で、働き方によりここから大きく変わります。)
ちなみに年齢別で最も高いのは50〜54歳で約745万円。
年齢を重ねれば上がるものの、その伸び幅はゆるやか——これが、のちほど出てくる “上がりにくい” という話の伏線でもあります。
「平均599万って、体感より高くない?」と思ったあなたへ
その感覚、正しいです。
この平均には、薬局長や管理職、MRなどの企業薬剤師、ベテラン層といった “一部の高収入の人” も含まれていて、その人たちが全体の数字を押し上げています。
だから真ん中の人(中央値)は、平均よりもう少し低め。20〜30代の現場で働く薬剤師が「そんなにもらってない」と感じるのは、当然なんです。
平均599万って聞くと、「え、私もっと低い気がする…」って思いますよね。もちろん、私もその一人です。
現役薬剤師・私の年収のリアル
私自身の年収が、働き方でどう変わったか。
▸ 正社員時代:年収400万ほど
新卒からしばらくは、年収400万ほど。真面目に働いても、昇給はじわじわ。
当時は同期や友人との付き合いもあって、好きなことにお金を使っていたら、正直まったく貯まりませんでした。
「こんなに貯金できなくて、老後までに間に合うの?」と、ぼんやり不安だったのを覚えています。
▸ 派遣に切り替え:年収850万
転機は派遣でした。
地方の派遣先を中心に働いたら、年収が850万まで上がりました。
「お金を稼げると、こんなにも貯めるのがラクなんだ」と実感したことを覚えています。
生活水準を上げなかったのも、よかったです。稼げた分が、そのまま貯金になりました。
▸ 今:週3勤務+フリーランスで、自分でコントロール
今は薬局で週3勤務をしながら、フリーランス薬剤師としても働いています。
収入は自分の働き方しだいで増やせるし、時間も作れる。
昔のフルタイム勤務みたいに「決められた給料で、週5フルに働く」のではなく、今は週3の勤務を軸に、稼ぎたい時はフリーランスで上乗せする。
時間がほしい時はセーブできるし、自分で働き方を組み立てられる——そんな今が、一番しっくりきています。
なぜ “年収が低い” と感じるのか
データ上は低くないのに、多くの薬剤師が “低い” と感じる。
理由は主に3つあると思います。
- 最初は良くても、昇給で追い抜かれていく
- 仕事量と給料が見合わない
- 世の中は上がっているのに、置いてけぼり感
1. 最初は良くても、昇給で追い抜かれていく
薬剤師は初任給が高めな代わりに、その後の昇給がゆるやか。
一方で、一般企業に就職した友達は、30代・40代でぐんぐん年収を伸ばしていきます。
最初は勝っていたはずが、いつの間にか追い抜かれている——この感覚が「低い」と感じる正体だと思います。
2. 仕事量と給料が見合わない
人手不足の現場、増える業務、対人業務へのシフト…。
忙しさは増すのに給料は据え置き、というギャップも「低い」と感じる一因です。
3. 世の中は上がっているのに、置いてけぼり感
ここ数年、物価はどんどん上がって、ニュースでは “賃上げ” の文字。
世間のお給料は上がるムードなのに、薬剤師の給料はあまり動かない。
物価が上がれば、給料が同じでも実質的には目減りしているのと同じ。
さらに “薬剤師は飽和する” “AIや機械化が進む” といった話を聞くと、「この先、薬剤師って大丈夫なのかな」と不安になる人もいると思います。
私自身、そう感じることがあります。
結論:低くはない。でも “上がりにくい” のが本質
整理すると、薬剤師の年収は 「絶対額が低い」のではなく「上がりにくい」 のが正体です。
だから、あなたが感じている「このままで大丈夫かな」というモヤモヤは、気のせいではありません。
何もしなければ、年収は緩やかに頭打ちになる——これは現実です。
でも逆に言えば、動けば変えられるということ。次は、その具体的な方法をお話しします。
薬剤師が年収を上げる4つの方法
“上がりにくい” 薬剤師の年収。
私はこの不安を、働き方とお金の増やし方を変えることで抜け出しました。
方法は大きく4つあります。
① 転職する
今の職場で頭打ちなら、環境を変えるのが一番早いことも。薬局・病院・企業で年収レンジは大きく違います。
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② 派遣で働く
私が一番効果を感じたのがこれ。時給制なので、働き方しだいで正社員より稼げることもあります。
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③ 副業する
本業以外の収入の柱を持つ。薬剤師の知識を活かせる副業もあります。
👉 薬剤師の副業おすすめ4選
④ 投資でお金に働いてもらう
稼いだお金を「増やす」段階。私はこれで資産を大きく伸ばしました。
👉 なぜフツーの薬剤師が30代で5,000万円貯められたのか
年収を上げることだけが、幸せじゃない
ここまで「年収を上げる方法」を書いておいてなんですが——私は、年収を上げる職場だけが幸せだとは思っていません。
お金はもちろん大事。
でも、業務の内容だったり、働く時間だったり、人間関係だったり。
何を大切にしたいかは、人それぞれです。
私自身、過去には派遣で年収850万を経験し、今は週3勤務を選びました。
世間で言う、“働き盛り” な年齢なのに。
お金より時間がほしい時期があってもいいし、逆にガッツリ稼ぎたい時期があってもいい。
大切なのは、自分の軸で働き方を選べることだと思っています。
お金も大事。でも土曜休みで親と旅行に行ける今も、けっこう幸せなんです。
だから、もし今あなたが「給料が低い」とモヤモヤしているなら、まず考えてほしいのは——あなたが本当に大切にしたいものは何か。
お金なのか、時間なのか、人間関係なのか。
それがはっきりすれば、今の職場に残るのも、環境を変えるのも、どちらも正解になります。
そして、もし「今の職場は何かが違うかも」と感じるなら、一度、他の求人を “見るだけ” 見てみるのもおすすめです。
比べてみて初めて、今の職場の良さに気づくこともあります。
まとめ
- 薬剤師の平均年収は約599万円。データ上は低くない
- でも “上がりにくい” のが本質。あなたのモヤモヤは正しい
- 抜け出す方法は 転職・派遣・副業・投資 の4つ
- ただ、年収を上げることだけが幸せじゃない。大切なのは自分の軸で選ぶこと
「薬剤師なのに年収が低い」と感じたら、それは立ち止まって考えるサイン。
私自身、働き方を変えることで不安を抜け出しました。
あなたが自分に合った働き方を見つける、きっかけになれば嬉しいです。